木創

Blog日々のこと

2022.02.01

【エアコン1台で快適な空間を実現】高気密・高断熱住宅での快適な暮らし!

今日も寒いね。と言って日々過ごしています。寒い冬を乗り切るためにエアコンやファンヒーターなど使われているご家庭が多いかと思います。ここで気になるのが光熱費です。今年は灯油代が高く、電気料金も3月から上がるのではと言われています。でも使わなければ寒くて快適な暮らしが出来ない…でも光熱費を抑えながら快適に暮らせる方法はないかなとお考えの方にご提案があります。
木創はエアコン1台で全居室を快適にできる全熱交換換気システム(第一種換気)を標準仕様で使っています。
※当然、高気密・高断熱仕様です。詳しい仕様は下記より

https://mokusou-t.com/spec

この暑い夏をのりきるために!【高気密・高断熱】を実現する素材

木創の使用する換気システムは、第一種熱交換型セントラル換気システムです。第一種とは、給気と排気を機械で制御し、計画的な換気を可能にします。熱交換とは、冷暖房で快適な温度に保たれた室温を回収しながら空気を入れ替えます。近年では住宅の高気密高断熱化が進んでおり、そのような高性能の住宅にふさわしい換気はやはり第一種熱交換型といえます。

この暑い夏をのりきるために!【高気密・高断熱】を実現する素材

① 換気システム
熱回収された新鮮な空気がダクトレスで吸気され床下空間に充満。
② 室内給気口
床面に設置された給気口から居室内に給気。
③ 室内排気口
ドアのアンダーカットや吹き抜けを通り、各居室に設置された排気口より排気

全熱交換換気システムは換気の際に捨てられてしまう室内の暖かさや涼しさを再利用(熱回収)するので、夏はエアコン、冬は暖房等を使用して頂くことで、省エネ効果もあります。冬には室内の排気から水蒸気を回収して室内に戻すので、室内の乾燥防止にもなります。

また、PM2.5や花粉症・粉塵も除去してくれ人にも環境にも優しいエコロジーシステムです。全熱交換換気システムを採用すると建築費用が高くなるというイメージがあるかと思いますが、エアコン1台で快適な空間を作りますので、第3種換気のようにエアコンを各部屋に設置する必要がありませんのでエアコン購入費が大幅に抑えることが出来ます。エアコンの買い替えも考えると費用的に抑えることが出来る可能性もあります。どちらが将来的に良いかぜひご検討ください。実際に施工したお家も体感できますのでご希望の方はお問い合わせください。参考になりますと幸いです。

木創の住宅性能を知りたい方は下記URLをご覧ください。

https://mokusou-t.com/spec

2022.02.01

【木造住宅か鉄骨住宅かでお悩みの方へ】木造も鉄骨も変わらない構造の強さなんです!

家づくりのご検討の方で良く伺う悩みが『構造は木造・鉄骨どちらが良いのか?』というお悩みです。正直どちらも一長一短がありますので、ご自身がどんな間取り・暮らしがしたいかでどちらが合うのかご検討いただくのが良いと思っております。ただ中には『鉄骨の方が強い』という固定観念を持たれた方もいます。それはメリット・デメリットを知らずにだともったいないのでこのブログを一つのヒントにして頂けると嬉しいです。

〇一戸建ての木造と鉄骨造はどのようなものか?
木造住宅とは!?
木造住宅とは、家の構造部分や主要な部分に木材を使用した建物です。家の柱や壁、天井など、全てが木でできています。日本には昔からたくさんの木があったため、古くから一般的な建材として使用されてきました。

木造の工法は大きく分けて2つあります。木造軸組工法(在来工法)と木造枠組壁工法(ツーバイフォー(2×4)工法)です。

木造軸組工法は、まず柱を立て、梁を水平に渡し、強度を増すために筋交いと言われる斜めの木材を入れて補強していきます。※現在はそれに面材を貼って強度をUPする在来工法+面工法もあります。

木造枠組壁工法は壁や床、天井などの面を木材パネルではめ込んでいくものです。柱で支えるのではなく、面で支えるというイメージです。なぜツーバイフォーと呼ばれるかといえば、パネルを構成している木材が、2インチ×4インチだからです。

同じ木造でも、詳しく見ていくとさまざまな違いがあります。木造軸組工法は間取りの自由度が高く、窓など大きな開口部を作ることができます。一方、ツーバイフォーは耐震性が高く、防火性にも優れています。

鉄骨造住宅とは!?
鉄骨造住宅は、建物の主要な構造部分に鉄骨を使用して建てられた住宅です。一戸建て住宅に使用される「軽量鉄骨造」と、大型マンションやビル、ホテルなどに使われる「重量鉄骨造」の2種類に分けられます。

2つの違いは鋼材の厚さです。軽量鉄骨造は厚さ6mm以下。それ以上の厚みのものは重量鉄骨造となります。つまり、ハウスメーカーなどに、「この一戸建ては鉄骨造です」と言われた場合、軽量鉄骨造だと思って頂いて大丈夫です。

鉄骨造は、木造の柱をそのまま鉄で造ったというイメージ。鉄骨で骨組みを作ったうえにコンクリートで壁面を造ったものは「鉄筋コンクリート造」です。こちらも一戸建てで使用することもあり、鉄骨造よりも強度は増します。

木造住宅のメリット
木は断熱性や調湿性が高く、建物の材料として日本の気候に適しています
夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごせるでしょう。
高い調湿性は結露やカビの発生も抑えてくれるので、湿度が高い日本の夏には最適です。

気密性が高い
耐震性を担保するため、鉄骨造と比べて壁や柱を増やす必要が多い木造住宅。
その分壁が多い、窓が小さい・少ないといった間取りになり、気密性が高まります。

木造住宅のデメリット
法律で定められている耐震性を担保するため、鉄骨造と比べて柱や壁を多くする必要があります。そのためワンフロアの広いリビングや壁一面の窓、高い吹き抜けなど、木造では難しい間取りがある。

耐用年数が鉄骨造に比べて短い
※近年は建物の性能が向上しているので、しっかりしたメンテナンスを行えば長く住むことは可能でしょう。

職人の腕で品質が左右されるケースがある
建てる職人さんや使用する木材の種類によって品質のばらつきがでる可能性がある。

※注意点
耐震性や耐火性は、鉄骨造でも木造でも法律で定められた基準をクリアする必要があり、どちらの方が弱い強いということはありません。

鉄骨造住宅のメリット
柱や壁を減らして開放感のある間取りが可能
建物の主要部分が鉄骨でつくられているので、木造住宅と比較して建物を支えるための柱や壁の量が少なく抑えることが出来る。広いリビングや吹き抜け、大きな窓などをつくり、開放感のある間取りが造りやすい。

一定の品質を保つことができる
鉄骨造の材料や部品は工場で一律生産されています。工場で一定の部分まで組み立て、現場で組み合わせていく工法なので、職人の能力による品質のブレが生まれにくい。

木造住宅よりも火災保険料が安い
鉄骨造住宅は木造住宅と比較して火災保険料が安くなります。

鉄骨造住宅のデメリット
断熱対策が大きく必要である
鉄骨は強度があるため壁を少なくしたり薄くしたりすることが可能ですが、その分気密性や断熱性が低くなってしまいます。高性能な断熱材や熱を逃がさないつくりなど断熱対策が不可欠。

地盤が弱い場合は地盤強化が必要
鉄骨なので木造よりも全体的に重たいです。
土地の地盤強度によっては、地盤強化工事が必要となる場合もあります。

などお互いメリット・デメリットがあります。お客様がどのような間取り・暮らしがしたいかを軸にして、それをどちらの工法が叶えてくれやすいかで検討されてはどうでしょうか?お互い同じ検査・審査の中で耐震強度など決まっているのでフラットな状態でご検討いただけると良いかと思います。すこしでもお役に立ちますと幸いです。

木創の建物性能を掲載していますので下記URLよりご覧ください。

https://mokusou-t.com/spec

2022.01.14

家づくりの素材選びポイント!適材適所!【無垢材 床材編】

こんにちは。木創です。私たちのブログを見て頂きありがとうございます。
私は大工として、約20年にわたり住宅や寺社、店舗の建築に携わってきました。
ノミやカンナを操る現場も経験し、伝統建築のすばらしさを学びたくさんの素材に触れてきました。今回は床材の素材について一部ご紹介したいと考えています。素材にこだわりをもった家はいつまでも心地よく、愛着をもって住んでいただけるものと思っています。

〇床材の素材について
床は足・体が一番多く、たくさん触れる部分になりますので体感に大きくかかわってきます。例えば床材が柔らかければ足触りが良く心地よく床に座れる生活が出来ますが、傷が付きやすいというデメリットがあります。工業製品の合板床材は固く床に傷が付きにくくワックスなどの手入れがいらないというメリットはありますが、固く熱を奪うため足元が冷えそのまま床に座る生活が出来にくいデメリットがあります。
これはどちらの素材が良い悪いではなく、住まれる方がどのような生活を行いたいか?その生活をおくるためにどの素材が合うかという部分をご紹介できればと思います。
少しでも家づくりの参考になりますと幸いです。

〇広葉樹の床材 特徴
広葉樹は材質が堅く、キズが付きにくいという特徴があります。無垢材は膨張や収縮を繰り返しますが、広葉樹はそれが安定して起こりにくいというメリットもあります。樹種にも違いがありますので一部ご紹介します。

・アカシア
中心部分はダークな色合い、外側部分は明るめの色合いで、独特の濃淡の色合いが特徴です。木目があり大きく、渦巻いている模様の部分もあります。様々な色合いや模様があり、表情豊かな見た目を楽しめます。材質は堅く、耐久性があり衝撃にも強いです。シロアリにも強く、腐りにくいので屋外の建材としても使われます。

・ウォルナット
深みのある落ち着いた色合いで、ダークな光沢がきれいでツヤのある見た目が特徴です。欧米ではメジャーな木材とされ、家具や内装材としても古くから多く使われてきました。材質は堅く、耐衝撃性にも優れています。

・オーク(ナラ)
はっきりとした美しい木目が特徴。シックな床に仕上がるでしょう。耐久性や耐水性に優れ、比較的堅く重たい木材です。

・クリ(チェストナット)
はっきりした木目で、力強い印象で堅く、重厚感もある材質です。耐久性に優れ、耐湿性や耐腐食性にも優れています。そのため水回りの床にも使いやすいでしょう。

・チーク
重厚感のある色合いで、落ち着いた部屋に仕上がる。堅い材質で、耐久性や耐水性にも優れています。害虫に強いというメリットもあります。

・メープル
やさしい白っぽい色合いです。爽やかな印象。ハッキリしすぎない木目と節のため、シンプルな見た目も特徴です。とても堅い木材で、摩耗に強いというメリットもあります。

〇針葉樹の床材 特徴
針葉樹は空気を多く含んでいるという性質から、柔らかくて肌ざわりが良いのが特徴です。柔らかいため足腰に負担がかかりにくいのはメリットですが、一方でキズが付きやすいというデメリットもあります。また、水分を吸収しやすいのでシミができやすいでしょう。次は、針葉樹の樹種別の特徴についてご紹介します。

・スギ
古くから日本で使われてきた木材。柔らかくて肌ざわりが良く、素足で歩いても快適でしょう。柔らかいため物を落としたときなどのへこみやキズには弱い。スギは独特な香りを持つため、好みが分かれる。節のある見た目も特徴です。

・ヒノキ
日本を代表する高級木材です。好みにもよりますが、ヒノキは癒しの香りも楽しめます。耐久性や強度もあり、香りとともにヒノキ風呂としても使用されてきました。

・パイン
素朴な見た目で、節のある木材です。経年変化によって味わい深い色合いへと変わるでしょう。アンティーク家具にも使われ、ヴィンテージ感を味わいたい場合にもおすすめです。柔らかい素材のため、転倒した際など比較的安心。子供や高齢者の部屋にも使いやすい。

床材は体(足裏)と常に触れ合う大切な素材です。体感も大きく変わってきますので色合いや肌触りなど体感して決められるのが良いかと思います。ぜひ参考までに。

木創の建築実例を掲載していますので下記URLよりご覧ください。

https://mokusou-t.com/works

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