木創

Blog日々のこと

2022.02.26

【リフォーム・リノベーションをご検討の方へ】どこに頼む・相談すればいいの!?

持ち家の方は、建て替えをしない限りいつかはリフォームまたはリノベーションが必要になってきます。その時どこに頼むか、相談するのが良いかパッと思いつくでしょうか?なかなか難しいのではないでしょうか?ここではリフォーム・リノベーションを検討する時どこに相談するのが良いのか参考でまとめていますので一つの参考として見て頂けると嬉しいです。

〇まずは、リフォーム(リノベーション)の依頼先がどれだけ・どんな種類があるのか?です。
リフォーム(リノベーション)と言っても幅が広く、小規模な設備交換などから間取り・内装をすべて変える大規模な工事があります。まずはご自身が検討されている工事が何かと相談先のメリット・デメリットを知り、どことが良いマッチングになるか参考にして下さい。
※多いのは建築時の会社に頼まれるケースが多いですが、そうでは無い場合や新しい会社に依頼したいケースでご紹介しています。

① ハウスメーカー
② 工務店
③ 設備メーカー
④ 設計事務所
⑤ リフォーム専門業者
⑥ 家電量販店・ホームセンター
⑦ 電気・ガス会社
⑧ 個人の大工、業者

ざっと考えてこれだけの業者があると思います。各会社によって得意不得意・メリット、デメリットがあります。大部分のところでまとめてみましたので参考にしてください。

① ハウスメーカー
ハウスメーカーは新築からリフォーム(リノベ)まで幅広く手掛けているので、工事も大規模なリフォーム(リノベ)にも対応してくれる会社がほとんどです。今は各社がリフォーム専門の部署を設置するなどして力を入れています。

メリット:ネームバリューがある
経験豊富で幅広いトータル提案を行ってくれる
保証など充実している

デメリット:宣伝広告費や人件費などが多くかかるので比較的費用が高いケースが多い
営業担当の力量で差が出てくるケースがある
小規模リフォームは受けてくれないケースがある

② 工務店
リフォームを考える方にとって一番身近な会社だと思います。新築からリフォーム(リノベーション)まで幅広く施工しているので経験も豊富です。地域密着しているケースが多いので安心して相談できます。また、ハウスメーカーとは異なり、あまり広告費をかけていないので、ハウスメーカーと比較すると価格がコンパクトなケースが多いようです。

メリット:地域密着なので評判など情報が得やすい
小規模から大規模まで幅広い自由度のある提案をしてくれる
広告費をあまりかけないので費用もコンパクト

デメリット:大手のような長い保証期間がない
ネームバリューがあまりないケースが多い

③ 設備メーカー
トイレ設備のメーカーやキッチン設備のメーカーなどがリフォーム工事を請け負っている場合があります(LIXIL、パナソニックなど)。メーカーや工務店と違い、大規模なリフォームではなくキッチン・洗面・トイレなど水回りやドアなどの建具などの部分的リフォームがメインになるケースが多いです。地元の工務店などが代理店として業務を行っているケースが多いです。

メリット:設備工事がメインのため商品数・知識が豊富
設備メーカーの最新情報など得やすい(キャンペーン情報など)

デメリット:部分的リフォームがメインのため大規模リフォームの知識は少ないケースがある。

④ 設計事務所
部分的リフォームではなくこだわりのある大規模リフォームに対応するケースが多いです。地元の工務店などと比較するとこだわりの強いデザイン・間取りを提案してくれます。工事会社は別なので中間マージンなど発生して費用も多くかかってくる。

メリット:こだわりのあるデザイン・設計を提案してくれる

デメリット:設計者の実力で左右される
工事会社は別なので理想と現実のギャップをしっかり埋めることが出来るのかどうかがポイント。小規模な工事は請け負っていないケースが多い

⑤ リフォーム専門業者
リフォームを専門にしている会社です。大規模なリフォームから小規模なリフォームまで、様々なリフォームに対応していますし専門なので経験豊富です。いろんなケースで相談出来ます。

メリット:実績と経験が豊富にある
地域密着なので評判など情報が得やすい
小規模から大規模まで幅広い自由度のある提案をしてくれる

デメリット:会社によって得意不得意があるので下調べが必要

⑥ 家電量販店・ホームセンター
現在、家電量販店やホームセンターもリフォーム提案を行っています。大規模リフォームではなくキッチン・洗面・トイレなどの部分リフォームをパックにしてお得に販売しているケースが多いです。有名ブランドではない商品などを使い比較的、費用を抑えたリフォームを検討できます(ニトリ、エディオン、ダイキなど)

メリット:費用抑えた豊富なパック商品があり分かり易く選びやすい
ポイントが付くケースもある

デメリット:大規模リフォームは対応できない
パック商品だと選べる商品数が少ない
施工会社は別のケースが多いので保証や故障時の対応を確認必要

⑦ 電気・ガス会社
電気・ガス会社もリフォームを行っています。多くはIHやエコキュート、ガスコンロ・ガス給湯器などの器具取替工事が多いです。中には大規模リフォームを行っている会社もありますが多くは部分リフォームがメインとなってきます。

メリット:電気・ガス工事の専門的で的確な提案がある
商品が豊富(ガスコンロ・給湯器、IH・エコキュートなど)

デメリット:大規模なリフォームは行っていないケースが多い

⑧ 個人の大工、業者さん
地元の個人大工さんや業者さんお願いするケースもあります。大規模リフォームではなく部分的リフォームのケースがほとんどです。個人で行っているため費用も抑えることができ相談も行いやすい。

メリット:地元で近いので相談しやすい
人件費が少ないので費用を抑えることができる
大工工事、専門工事で培った腕がある

デメリット:近いからこそ保証や故障時の対応をよく確認が必要
※なあなあにならないように注意
器具や商品知識が専門ではないので豊富ではないケースがある
腕が逆にあるかないか!?

大きく分けて8つに分けることが出来ます。一長一短のポイントが各社あるのでまずはご自身が何のリフォームを検討されているかまとめて下さい。

〇例:キッチンの設備入れ替えと洗面室のリフォーム(洗面台交換とクロス張替え)
この場合ですと、①ハウスメーカー④設計事務所は外れてきます。さらに洗面室もあるので⑦電気・ガス会社も外れてきます。あとは費用をある程度かけて最新の商品を使いたいのか?それとも費用をコンパクトにしたいのかで相談する会社が決まってくると思います。
・商品にこだわりたいなら、②工務店③設備メーカー⑤リフォーム専門業者
・費用を抑えたいなら、⑥電気量販店・ホームセンター⑧個人の大工・業者さん
のようなザックリした分け方が出来ます。

※注意:上記はザックリとした分け方なので一つの目安として使ってください。キャンペーン商品や状況により変わってくるケースもありますので、あくまで参考として見て頂けると幸いです。

リフォーム・リノベーションは幅が広いだけに悩みますし相談先も多いので上記の情報を一つの参考として相談の絞り込みに使ってください。
ちなみに木創は新築からリフォーム(リノベーション)を行っております。小規模の部分リフォームから大規模リフォーム(リノベーション)を行っています。自社で設計から施工(大工工事)外構工事までトータルで行い提案しております。新築もリフォームも大工なので知識・経験豊富です。イメージとしては②工務店④設計事務所⑤リフォーム専門会社⑧個人の大工・業者さんのハイブリッドのような会社です。もしよければリフォーム(リノベーション)をご検討でしたら下記URLサイトに木創のリノベーション施工実例を掲載していますのでぜひご覧ください。

https://mokusou-t.com/works/329

最後までご拝読ありがとうございます。ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。

2022.02.08

【家づくりを検討中の方へ】完成見学会で見るべき・聞くべきポイントとは!?

家づくりをご検討の方が、必ずと言っていいほど参加されるイベントは『完成見学会』です。住宅展示場のような最高級の仕様ではなく実際の家を見ることが出来るチャンスです。しかし完成見学会でその家がいい感じかどうかは分かるが、具体的に何を聞いたら良いのか?何を見たら良いのか分かるようで分からないというご意見を頂くケースがあります。ここでは、どのような事を『完成見学会』で聞く・見ればより良い情報が手に入れられるかご紹介します。

〇聞く・見るポイント
ポイント1 現地での質問事項を事前にまとめておく(家族の希望をまとめる)
ポイント2 「この見学会の設備・性能は全て標準仕様ですか?」と質問する
ポイント3 建物の性能を聞く【Ua値、C値】、冷暖房の効きを体感する
ポイント4 建物のこだわりや設計で工夫した点が何かを聞く
ポイント5 建築会社・工務店の入居される方への気配り・配慮ができているか確認する
ポイント6 自分と建築会社・工務店(担当者)との相性がよいか確認する(話しやすいかなど)
ポイント7 丁寧に仕事されているか確認する
ポイント 8  前向きに検討したい会社の見学会は何回も見に行こう

大きく分けるとこれくらいのポイントになります。その他にも気になる点などは、どんどん質問することが良いと思います。次は各ポイントを詳しく解説します。

〇ポイント1 現地での質問事項を事前にまとめておく(家族の希望をまとめる)
現地で子供の面倒を見ながら、質問を考えながらの見学は大変です。また見て質問することは簡単そうで簡単ではありません。事前にHPや見学会のチラシなどをみて気になる点や聞いてみたいことを家族で話し合い、まとめておくことがポイントです。自分たちが『こんな家にしたい、こんな生活がしたい』という思いもまとめておくと見学会で自分たちの理想の家が叶いそうか比べることが出来ます。

〇ポイント2 「この完成見学会の設備品は全て標準仕様ですか?」と質問する
家づくりは住宅設備や性能(構造・断熱仕様)などで大きく金額が変わります。会社ごとに標準仕様があったり、シリーズがあったり違うので見学している家はどの仕様(グレード)で価格帯がどれくらいになるか聞いたうえで見学すると具体的に価格も込みでの見方が出来ます。

〇ポイント3 建物の性能を聞く【Ua値、C値】、冷暖房の効きを体感する
見学会場の建物性能を聞いておくことが重要になります。聞く数値としてはUa値とC値を聞けばどれくらいの高気密・高断熱性能か知ることが出来ます。もし自分たちが家を建てるならどれくらいの数値の家に住みたいかの比較できるポイントになります。また、その数値の家で暮らすとどれくらい冷暖房の効きが良いかなど実際に建てて住んでから知っては遅くなる部分を体感しておく必要があります。(100%同じではありませんが大切です)ですので見学する時期も重要になります。春・秋ではなく冷暖房が必要な夏・冬に見学されることをお勧めします。
※UA値、C値とは何か知りたい方は下記URLより性能紹介ページをご覧ください。
https://mokusou-t.com/spec

〇ポイント4 建物のこだわりや設計で工夫した点を聞く
見学している建物のこだわりや設計で工夫した点を聞くのも重要です。こだわりや設計で工夫した点が多く出てくる方が、設計力・提案力がある場合が多いです。また、会社の大小問わず誰が設計しているのかは聞いてください。要望を聞いた人が直接設計してくれるのか!?要望を聞いた人が別の人に設計を行ってもらうのか?で要望のニュアンスの違いや温度差が出る可能性もあります。各社がどのような体制でプランを作られているのかもポイントです。

〇ポイント5 建築会社・工務店の入居される方への気配りができているか確認する
見学会に行った際に見学会場をどのように扱われているかもポイントです。お客様の住まれる前の大切な家なので手袋装着なのか?子供は入ってよいのか?養生(傷がつかないようにする)はしっかりしているか?など・・『もし自分たちの家が完成見学会に使われたとき気持ちいいかどうか?』で判断しても良いかもしれません。その会社のお客様の家に対する『想い』が形になる部分です。それが日頃の業務に繋がっていると思います。

〇ポイント6 自分と建築会社・工務店(担当者)との相性がよいか確認する(話しやすいかなど)
シンプルに話している人が『話しやすいか?』『言っていることを理解してくれる人か?』『知識のある人かどうか?』『信用できるかどうか?』など・・
どうしても担当者が入り口になるのでその方がどんな人かで家づくりは変わってきます。
※同じ会社でも担当者によって出来る家は変わってきます!
色々な質問をしていく中で感じる部分もあると思いますので家だけでなく担当者もしっかり判断するのがポイントです。

〇ポイント7 丁寧な仕事であるか確認しましょう
会場では仕事が丁寧にされているか分かる範囲で見てみましょう。見るポイントは『繋ぎ目(境目)』『角』です。木と木の角が隙間なく施工されているか?クロスや塗り壁と木の枠の繋ぎ目(境目)がキレイに施工されているか?など家の間取りやデザイン部分以外のところにも注意して見てみましょう。見学会場の掃除がしっかりされているかも見るポイントです。

〇ポイント8 前向きに検討したい会社の見学会は何回も見に行こう
プラン作成や見積もり依頼を検討している会社の見学会は何回も見に行くことをお勧めします。見学会場の建物金額は教えることが出来ないので、たまたま見に行った家の仕様や間取りにこだわりが多く価格が高いケースで建物がよく見える事があります。何回も見学会を見にいることでよりその会社の家づくりがどのようなものか(平均的に見て)より分かってきます。

家づくりは『一生に一度の大きなイベント』です。さらに間取りや空間・体感など見ただけでは分からない部分が多いです。よりよい家づくりをして頂くために完成見学会の見る・聞くポイントを参考にして頂き理想の家づくりを行って頂けると嬉しいです。

木創も現在、完成体感見学会を行っていますので下記URLよりご覧ください。
https://mokusou-t.com/event/652
※開催時期 2022/2/7~2022/2/20になります。

2022.02.01

【エアコン1台で快適な空間を実現】高気密・高断熱住宅での快適な暮らし!

今日も寒いね。と言って日々過ごしています。寒い冬を乗り切るためにエアコンやファンヒーターなど使われているご家庭が多いかと思います。ここで気になるのが光熱費です。今年は灯油代が高く、電気料金も3月から上がるのではと言われています。でも使わなければ寒くて快適な暮らしが出来ない…でも光熱費を抑えながら快適に暮らせる方法はないかなとお考えの方にご提案があります。
木創はエアコン1台で全居室を快適にできる全熱交換換気システム(第一種換気)を標準仕様で使っています。
※当然、高気密・高断熱仕様です。詳しい仕様は下記より

https://mokusou-t.com/spec

この暑い夏をのりきるために!【高気密・高断熱】を実現する素材

木創の使用する換気システムは、第一種熱交換型セントラル換気システムです。第一種とは、給気と排気を機械で制御し、計画的な換気を可能にします。熱交換とは、冷暖房で快適な温度に保たれた室温を回収しながら空気を入れ替えます。近年では住宅の高気密高断熱化が進んでおり、そのような高性能の住宅にふさわしい換気はやはり第一種熱交換型といえます。

この暑い夏をのりきるために!【高気密・高断熱】を実現する素材

① 換気システム
熱回収された新鮮な空気がダクトレスで吸気され床下空間に充満。
② 室内給気口
床面に設置された給気口から居室内に給気。
③ 室内排気口
ドアのアンダーカットや吹き抜けを通り、各居室に設置された排気口より排気

全熱交換換気システムは換気の際に捨てられてしまう室内の暖かさや涼しさを再利用(熱回収)するので、夏はエアコン、冬は暖房等を使用して頂くことで、省エネ効果もあります。冬には室内の排気から水蒸気を回収して室内に戻すので、室内の乾燥防止にもなります。

また、PM2.5や花粉症・粉塵も除去してくれ人にも環境にも優しいエコロジーシステムです。全熱交換換気システムを採用すると建築費用が高くなるというイメージがあるかと思いますが、エアコン1台で快適な空間を作りますので、第3種換気のようにエアコンを各部屋に設置する必要がありませんのでエアコン購入費が大幅に抑えることが出来ます。エアコンの買い替えも考えると費用的に抑えることが出来る可能性もあります。どちらが将来的に良いかぜひご検討ください。実際に施工したお家も体感できますのでご希望の方はお問い合わせください。参考になりますと幸いです。

木創の住宅性能を知りたい方は下記URLをご覧ください。

https://mokusou-t.com/spec

Company会社紹介

TOP
INTERVIEW