木創

Blog日々のこと

倉敷市中庄 施工実例

2025.10.09

寒い冬に家の中で気を付ける事!【ヒートショック・結露】

これから寒い冬がやってきます。家の中ではエアコン・ファンヒーター・電気カーペットなどで暖を取られていると思います。冬になり寒くなると家の中にいても部屋の室温の違いで事故が起こることがあります。
【ヒートショック】という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

〇ヒートショックとは
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます。この血圧の上下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。年間ヒートショックで無くなる方は、交通事故の死亡者より多いと言われています。

ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入るときなどに起こります。リビングから脱衣所に移動した際には、寒さに対応するために血圧が上昇します。そこで衣服を脱ぎ、浴室へ入るとさらに血圧は上昇します。その後、浴槽に入ると、急に身体が温まるため、血圧が下降します。特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要です。

11月~2月までの時期がヒートショックの好発時期です。浴室や脱衣所などの気温が下がり、長風呂になりやすいため、危険が高まります。昔ながらの日本家屋や温泉施設などでは床がタイルだったり、暖房設備がない場所も多いので温度差が生じやすくなります。また、トイレでヒートショックを起こす人もいるので、お風呂以外でも温度変化のある場所には要注意です。

対処法としては
家の中の温度差をできるだけ少なくすることです。最近の家では、浴室に浴室換気暖房乾燥機があることも珍しくなくなってきましたが、築年数が経っている家だと暖房設備のない家もあります。ヒートショックの発生件数が多いお風呂場・浴室で身近なもので手軽にできる対策は以下の方法です。

・脱衣所に暖房器具を設置して、温度を上げておく
・浴槽のフタをはずすか、暖かいシャワーをお風呂場内にまくなどして、お風呂場の室温も上げておく
・浴槽に入る前に、手足を暖かいシャワーを浴びるなど体の体温を上げる
※いきなり浴槽に入っての体温上昇を抑えるため
・飲酒後の入浴は控える

ここでポイントは、トイレです!お風呂・洗面室は上記の対策がとれそうですが、トイレはなかなか難しい。聞いたことがあるのは、トイレは排便の際に力を入れるので心臓に負担がかかりやすい・・・どんな対策をとれば良いのか?
今は、トイレ用のコンパクトな暖房器具が売られています【人感センサー式 2秒速暖】などなど、これでだとつけっぱなしでは無いので家事の心配やなかなか暖まらないなどの心配もなさそうです。
岡山県は温暖と言われていますが、危険度ランキングだと上位なんです。

〇結露
外気温が下がる冬は一年で最も結露が発生しやすい時期です。結露で怖いのはカビです。結露から発生するカビは人の健康にも影響を与えます。例えば、カビは呼吸器疾患を引き起こす原因として認識されています。子どもの場合は、気管支喘息、高齢者なら肺炎が代表的な例です。結露は健康に被害を与える可能性があるので注意です。

結露の対処法
結露は外気温の低さや換気が足りないことが原因で発生します。

室内の最適な環境の目安は「温度20℃、湿度50%程度」
「温度20℃、湿度50%程度」の環境であれば、カビやダニが発生しにくくなります。結露をできるだけ抑えるためにできること

・こまめに窓を開けて換気を!
・乾燥を防ぐための加湿器の使用は、できるだけ控える
・ホコリや汚れなど、カビの栄養源となるものを除去するために、こまめなお掃除にも効果が
・結露を見つけたら早めに拭き取る
などあります。寒い冬に換気、結露を拭くなど大変ですが、効果はあるかと思います。
結露は窓部分にするので窓を断熱窓にする【窓を追加する】などのリフォームを行う事も費用はかかりますが効果的です。※補助金も使えるケースがあります。

上記のように夏も暑くて大変ですが、冬も同じかそれ以上に大変です。上記の対策は、今住まれている家に対してです。しかし、今から新しい家・大規模リフォームを検討されている方は別の対策を検討して頂くことが出来ます。次回は、新築や大規模リフォーム時にどのような対策をすればヒートショックや結露などを予防することが出来るかをご紹介します。※最新の家だから大丈夫!という事はありません。
最後まで、ご拝読ありがとうございます。

2025.05.28

構造見学会に参加するメリットと必要性とは

「構造見学会に参加するメリットと必要性とは」
完成見学会は良く開催されていますが、工事作業中・構造のタイミングでの見学会はあまり開催されていません。なぜかというと構造時に何を見れば良いのか分かりにくいからと工務店側からの立場で集客がやりにくい為です。そのよう中で、木創が『なぜ、構造見学会を開催しているかというと!?』

木創は大工が設計から施工・メンテナンスまですべて行っており、高気密・高断熱の高性能住宅をご提案しております。どんな大工(人)がどんな素材を使ってどのような施工を行っているか知って見て頂き、完成時には分からない大切な家の内部(人間でいうと骨や臓器です)がどうなっているか知ったうえで建築会社を決められたほうがお客様にとって良いと考えているからです。
ほとんどの人が一生に一度の家づくり。完成時だけでなく、工事中の状況も知って頂けると嬉しいです。

構造見学会の見どころ!!
・どんな素材を使っているか?施工方法をしているか?見ることが出来る。
・現場がキレイか?どんな大工さんが建てているか見ることが出来る。
・高気密、高断熱【高性能住宅】の性能がどんなものか体験できる。

こんな方にもお勧めです!!
・高気密・高断熱住宅で自分たちの暮らしがどう変わるか知りたい方
・家づくりを始められた方で高気密・高断熱住宅が何か知りたい方
・図面を見ても広さなど想像しにくいという方

その他にも家づくりの考え方や、悩み事も伺っております。
『百聞は一見に如かず』まずは体験して見学して頂けると嬉しいです。
現在、構造見学会を玉野市で行っておりますのでぜひご参加ください。詳しくはコチラ

岡山市中区 完成見学会 木創

2025.02.28

『杉板張りと深い軒のある家』完成見学会開催

岡山市中区で『杉板張りと深い軒のある家』完成見学会開催【予約制】

下記の日程で完成見学会を行うこととなりました。
お客様だけでなく私たちの思いも詰まった家をぜひご覧ください。

開催日:3/1(土)-16(日)
時 間:9:00-17:00
場 所:岡山市中区
※ご予約頂きましたら詳しい場所をご案内します。
※平日の見学も可能ですのでお問い合わせください。

岡山市中区 完成見学会 木創

【木創の家づくりとは】
家、庭、そして性能の調和。
懐かしくて新しい、心やすらぐ日本の家。

日本の気候風土に合うのはやはり、昔ながらの大工仕事で造られた木の住まい。その土地にある素材を使い、素材それぞれの特性をいかして建てる家は長持ちして美しく、家族の暮らしをあたたかく包んでくれます。また日本の家には、庭という豊かさもあります。里山の風景を思わせる植栽が、住まいの趣を深め、暮らしに潤いをもたらします。さらに私たちは、こうした伝統的な住まいの価値に加え、現代の建築の知恵として「住宅性能」を追求。
「家」「庭」「性能」が三位一体となった、本当に心地よい住まいを手をかけて、心を込めて、1棟1棟大切につくりあげます。

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