木創

Blog日々のこと

岡山市中区中井 マンションリノベ 木創

2024.12.26

築30年のマンションをフルリノベーション

【築30年のマンションをフルリノベーション】
このたび、マンションのフルリノベーション工事を行いました。
最新の設備と共に段差をなくし動線を改善し木に囲まれた優しくてあたたかい空間を実現しました。
■施工前のLDK
既存のキッチンは奥まったところに配置してありました。リビングと和室は襖で襖を開けると一体になる設計でした。

岡山市中区中井 マンションリノベ 木創
岡山市中区中井 マンションリノベ 木創

工事中は壁も床も取り払ってスケルトン状態になります。
■工事中 スケルトン状態

岡山市中区中井 マンションリノベ 木創

お客様の明るくて開放的な空間にしたいという要望を叶えた空間がこちら。
■施工後のLDK

岡山市中区中井 マンションリノベ 木創
岡山市中区中井 マンションリノベ 木創
岡山市中区中井 マンションリノベ 木創
岡山市中区中井 マンションリノベ 木創

キッチンは明るくて開放的な対面キッチン、和室を無くし一体となった広々リビング。床は無垢材を使い、建具も木を使った優しい空間になりました。キッチンから洗面⇔UBの家事ラク動線もポイント。
洗面室も広くて使い勝手が良いように変更。
■施工前の洗面室

岡山市中区中井 マンションリノベ 木創
岡山市中区中井 マンションリノベ 木創

洗濯置き場と洗面が対面となった限られたスペース。収納や大きな洗面台が配置できる広々スペースに変更。
■施工後の洗面室

岡山市中区中井 マンションリノベ 木創
岡山市中区中井 マンションリノベ 木創

キッチンを対面キッチンに変更したスペースを上手く活用して広々洗面室に。フルリノベーションは、間取りの変更からできます。

木創は新築工事だけでなく大規模なリフォーム・リノベーションのご相談も伺っております。
もし、新築かリフォーム・リノベーションかでお悩みの方や、中古物件を購入してリノベーション・古民家再生などご検討の方は、相談会も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

古民家再生・リノベーション相談会はコチラから!

栂 キッチンカウンター 施工写真 ブログ

2024.06.22

栂(とが)を使用したキッチンカウンター【建築中】

ブログを見て頂きありがとうございます。
木創は大工が設計から打ち合わせ施工まで行う「自社一貫施工」でお客様に責任をもって家づくりを行っています。

ここでは、木創のこだわりの素材や施工実例・部分的な施工などをご紹介しています。
これから家づくりをご検討される方、ご検討中の方も「こんな素材があるんだ」「こんな施工方法があるだ」と知って頂きお役に立てればと思っております。
一生に一度の家づくりです。たくさんの情報・知識を知ったうえでよりよい家づくりを行って頂けると幸いです。

□ 栂(とが)を使ったキッチンカウンター □

建築中現場で素材:栂を使ったキッチンカウンターを施工しております。

栂 キッチンカウンター 施工写真 ブログ

■ 素材:栂(とが)とは
樹木の大きさは、高さ30M・幹径50~80cm程度のものが一般的。色味は、心材が紫帯びた淡い褐色、辺材は淡い黄褐色で木目は明瞭。ゆっくりと成長するため年輪が細かくなり、板目にササ杢(笹の葉が折り重なったような先の尖ったギサギサ模様)などがみられ、光沢をもっています。肌目は粗く針葉樹のなかでは最も重硬な木質であり、耐久性に優れている。
建築材とし使用されます。例えば、柱や造作材、床材など日本の栂は、高級といわれることもあるため、ヒノキよりも評価されるケースも見られます。

この栂を使うことで木目が美しくスッキリしたデザインのキッチンカウンターになります。
また、素材だけでなく施工方法にも工夫があります。端部の納まりは面をそろえて片側に「底目」を入れて施工しています。

栂 キッチンカウンター 施工写真 ブログ

■ 施工:底目とは
木と木を直接合せる一般的な施工ではなく、少しの隙間を取って繋ぐ納まりです。木の乾燥・収縮によって生じる「隙(すき)」を意図的に、はじめからデザインとして見せる納まりで目地幅、目地深さなどを細かく確認しながら、陰をつくることで スッキリ見せる工法。

栂は素材感が良いが、将来的に木の収縮が起こる可能性があるので素材の特徴に合わせたデザイン性の高い施工方法を総合的に判断して施工しました。素材と施工方法は、バラバラの選択ではなく繋がっています。それはキッチンカウンターだけでなくすべての素材です。この繋がりを知ってもらえれば家づくりはもっともっと興味深く・楽しくなると思います。

栂 キッチンカウンター 施工写真 ブログ

大工が設計からコーディネートまで行う木創だからこそできる素材選びと施工方法。
家づくりをご検討中の方は、こんな施工方法や素材があることを知って頂き、参考にしていただければ幸いです。
木創は実際に建てた家の見学会や家づくり個別相談も行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

■ 木創の施工実例を見たい方はコチラ

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家づくり 構造 耐震等級

2023.04.26

同じ耐震等級でも違う!? 許容応力度計算による耐震等級3とは!?

家とはデザインや快適性も勿論ですが、「家族の安全・命を守る」という大きな役割を持っています。現在、いろんな会社が地震に強い家として耐震等級3の性能を提示されています。しかし、この基準とは別にさらに性能を求める計算法があることをご存じですか?

〇同じ耐震等級でも違う!? 許容応力度計算による耐震等級3
建物の耐震性能(構造性能)は地震大国日本にとって不可欠な性能だと考えています。昨今これまでの天災では予想できなったことが各地で起こっており、『今まで大丈夫だったから、大丈夫だよ』という考えは通用しないように思えます。家族の生活・命に係わる重要な部分になりますので『耐震等級3』=『安心』ではなく、算出方法で家の強さが変わることを知ってください。

〇許容応力度計算(木創は全棟で実施)とは!?
筋違などの耐力壁の他に柱の位置や梁の大きさ、荷重のかかり方、建物のゆがみ、バランス、上下階の直下率などを考慮して計算します。
その為、立面図と平面図の他に矩計図・構造図(柱・梁の骨組み)・基礎伏せ図・仕様書(屋根材・外壁材等)・地盤調査報告書が必要になり、知識・経験と時間もかかりますが、信頼できる計算となります。壁量計算は構造計算では無く簡易計算である事を知ってください。
木創は1邸1邸 許容応力度計算を行っています!

家の構造 許容応力度 耐震

〇家の強さを確認しよう!(ウォールスタット)耐震シミュレーション【ウォールスタットとは!?】
日本は地震大国であり大地震による既存木造住宅の甚大な被害により、木造住宅の耐震性能が改めて注目されています。 今までは、地震の際に木造の住宅が「どの程度の揺れま で耐えられるのか」、「どこが最初に破壊するのか」、「どのような過程を経て倒壊に至るのか」等を確認するためには実大の振動台実験をおこなっていました。しかし、振動台実験は膨大な費用と労力が必要でした。
そこで数値解析によってパソコン上で、木造住宅の破壊、崩壊する過程をシミュレートすることが出来るソフトを使って耐震シミュレーションを行います。それが【ウォールスタット】です。
※シミュレーションを見て頂けますのでお気軽にお問い合わせください。

このようにいろんな家づくりの工法・強さの指針があります。木創の家が一番良いなどではなく、このような算出方法やシミュレーションがあることを知って頂き、安心・安全で快適な家を検討して頂けると嬉しいです。ご拝読ありがとうございます。

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