2021.11.25
【高性能住宅】高気密・高断熱・高耐震が可能にする開放的な空間づくり
皆様、家づくりを考えるとき窮屈で解放感のない間取りで暮らしたい方は少ないと思います。出来れば日当たりが良くて、明るく開放的な空間で過ごされたいと思うはずです。今回のブログは開放的な空間作りを行う際のポイントと注意点をいくつかご紹介します。少しでも家づくりを検討の方の参考になりますと嬉しいです。
〇開放的で明るい空間づくりに必要な事は!?
・吹き抜けなど1階と2階を繋ぐ空間づくり
吹き抜けを設けることで天井高が高くなり解放的な空間づくりが出来ます。また、吹き抜け上部(2階部分)からの日光も取り入れることが出来るので明るい空間づくりが可能となります。また、空間が繋がっているため家族の気配を感じることが出来るので家族と繋がった空間づくりも可能です。
・大きな窓を設けること
窓を大きく設けることで、日光の明るさを最大限生かすことが出来ます。また、庭との繋がりも大きな窓を設けることで視覚的な解放感も得ることが出来ます。
・間仕切り(壁)を少なくして圧迫感をとること
家の中の間仕切り(壁)を減らすことで広い部屋(空間)を作ることが出来るので開放的な間取りを制作することが出来ます。
上記のポイントが開放的で明るい空間づくりに必要なことですが、これは『開放的で明るく』を考えただけで快適に暮らせるかは考えていません。実はこのポイントだけを実行すると開放的な空間で生活することは出来ますが、快適には暮らせません。
〇それはなぜ!?
・吹き抜けは冷暖房効率が悪い!?
吹き抜けを設けると特に冬場は暖房効率が落ちます。暖かい空気は上昇しますので2階は暖かいですが1階は寒いのです。
・窓が大きいと熱が出入りしやすい!?
窓が大きいと外気との接地面も大きくなるので夏は暑い熱が冬は寒気が伝わりやすい為、冷暖房効率が悪くなります。
・壁を減らすと耐震強度が弱くなる!?
壁の量を減らすという事は、柱や室内の耐力壁も少なるという事です。そのため壁を減らしすぎると耐震強度が弱くなる可能性があります。
上記の通り、開放的で明るい空間づくりを行うためには解決しなければならない課題があります。それは『冬暖かく・夏涼しく暮らせる快適性』と『家の強さ・耐震性能』が必要となってきます。これが揃えば開放的で快適な空間で暮らして頂くことが出来ます。
〇では、何が必要なのか!?
これを叶えるためには設計や素材だけでなく家自身の性能が必要になります。
高気密・高断熱・高耐震【高性能住】であればこの悩みを解決してくれて開放的・快適に生活して頂けます。もし今、間取りを制作中の方で吹き抜けや開放的な空間づくりをご検討されていましたら間取りだけでなく『快適に暮らせるか!?』という性能の部分も合わせてご検討されると良い家づくりが行えると思います。私たちも色々研究してそのようなご要望に対応できる性能・仕様を準備しています。参考にぜひ見て頂けると嬉しいです。
少しでもご検討の皆様のお役に立っていますと嬉しいです。