木創

Blog日々のこと

2021.12.16

木材や素材の特徴を活かした家づくり【適材適所】

木造住宅の家づくりで一番多く使われる材料は木材です。
どのような木材をどのように使われているかは、家づくりを検討されている方は気になる点だと思います。もしかすると気にされていない方もいらっしゃるかもしれません。
それもそのはず、ほとんどの建築会社さんは構造の仕様などが決まっており、なぜその木材を使うのかまで詳しく説明する会社は少なく『耐震等級3』『自然素材』などの言葉で安心されているかもしれません。

家づくりは、ほとんどの方が『一生に一度の大イベント』で一番長く家族と共にある物です。
個人的には、家に知人が遊びに来られた時に語れるような家づくりを行って欲しいと考えていますし、どんな木材を何の目的で使っているか知っていると愛着が湧くと思います。木創はそんな家づくりを行って頂けるよう心がけています。木材や素材にこだわった家づくりをご検討されている方は、ぜひ続きも見て頂けると嬉しいです。

木材と言ってもたくさん種類があります。大工が創る家【木創】は、使う木材にもこだわりがあります。大工は木材を知っているだけでなく、実際に手で取り加工し施工しているので強度や風合い・経年変化についての特徴を把握しています。例えば、あまり木材を知らない人が家づくりの担当だとどうなるでしょう?

・木材のメリットやデメリット、なぜ使うかしっかり説明を受けることが出来ない
・長い年月使ったときの将来的な経年変化を知ることが出来ない
・経年変化に対応した的確なメンテナンス方法など知ることが出来ない
・要望に対して、どの木材を使ったらより良くなるかの提案を受けることが出来ない
上記のような可能性が出てきます。
※もちろんしっかり勉強・経験積まれて頼れる営業様もたくさんいらっしゃいます。
注意点としては家に携わっている人=木材の事知っている は違うという事です。

木創は大工と一緒に創り上げる家づくりです。無垢の床材だけでも針葉樹・広葉樹、数十種類の材をご用意しております。使う素材で家の趣や見え方・雰囲気が変わってきます。
素材を適した場所に適した施工を行うことが長い先におおきな違いを生み出します。
昔から最も適した場所に最も適した木材を使うことを「適材適所」と言います。
大工の創る家は、まさしく「適材適所」の家づくりなのです。
木・素材に適した家づくりを行いたい方はぜひ参考にして頂けると嬉しいです。

木創の建築実例を掲載していますので下記URLよりご覧ください。

https://mokusou-t.com/works

 

2021.11.25

【高性能住宅】高気密・高断熱・高耐震が可能にする開放的な空間づくり

皆様、家づくりを考えるとき窮屈で解放感のない間取りで暮らしたい方は少ないと思います。出来れば日当たりが良くて、明るく開放的な空間で過ごされたいと思うはずです。今回のブログは開放的な空間作りを行う際のポイントと注意点をいくつかご紹介します。少しでも家づくりを検討の方の参考になりますと嬉しいです。

〇開放的で明るい空間づくりに必要な事は!?
・吹き抜けなど1階と2階を繋ぐ空間づくり
吹き抜けを設けることで天井高が高くなり解放的な空間づくりが出来ます。また、吹き抜け上部(2階部分)からの日光も取り入れることが出来るので明るい空間づくりが可能となります。また、空間が繋がっているため家族の気配を感じることが出来るので家族と繋がった空間づくりも可能です。
・大きな窓を設けること
窓を大きく設けることで、日光の明るさを最大限生かすことが出来ます。また、庭との繋がりも大きな窓を設けることで視覚的な解放感も得ることが出来ます。
・間仕切り(壁)を少なくして圧迫感をとること
家の中の間仕切り(壁)を減らすことで広い部屋(空間)を作ることが出来るので開放的な間取りを制作することが出来ます。

上記のポイントが開放的で明るい空間づくりに必要なことですが、これは『開放的で明るく』を考えただけで快適に暮らせるかは考えていません。実はこのポイントだけを実行すると開放的な空間で生活することは出来ますが、快適には暮らせません。
〇それはなぜ!?
・吹き抜けは冷暖房効率が悪い!?
吹き抜けを設けると特に冬場は暖房効率が落ちます。暖かい空気は上昇しますので2階は暖かいですが1階は寒いのです。
・窓が大きいと熱が出入りしやすい!?
窓が大きいと外気との接地面も大きくなるので夏は暑い熱が冬は寒気が伝わりやすい為、冷暖房効率が悪くなります。
・壁を減らすと耐震強度が弱くなる!?
壁の量を減らすという事は、柱や室内の耐力壁も少なるという事です。そのため壁を減らしすぎると耐震強度が弱くなる可能性があります。

上記の通り、開放的で明るい空間づくりを行うためには解決しなければならない課題があります。それは『冬暖かく・夏涼しく暮らせる快適性』と『家の強さ・耐震性能』が必要となってきます。これが揃えば開放的で快適な空間で暮らして頂くことが出来ます。

〇では、何が必要なのか!?
これを叶えるためには設計や素材だけでなく家自身の性能が必要になります。
高気密・高断熱・高耐震【高性能住】であればこの悩みを解決してくれて開放的・快適に生活して頂けます。もし今、間取りを制作中の方で吹き抜けや開放的な空間づくりをご検討されていましたら間取りだけでなく『快適に暮らせるか!?』という性能の部分も合わせてご検討されると良い家づくりが行えると思います。私たちも色々研究してそのようなご要望に対応できる性能・仕様を準備しています。参考にぜひ見て頂けると嬉しいです。

性能について

少しでもご検討の皆様のお役に立っていますと嬉しいです。

2021.11.09

家と庭をひとつとして検討する必要性とは!?【庭特集】

今、家づくりをご検討中の方、これから家づくりを始められる方に【庭・外構】についてお役に立つ情報をお伝えできればと思います。
間取りを設計する際、大きく分けて2つの進め方があります。
① まず家の間取りを先行して打ち合わせを行う。
② 家の間取りと庭【外構】を一体として打ち合わせを行う。
簡単に言いますと、庭を一緒に考えるか後から決めるかの違いです。

ではこの2つの打ち合わせの進め方で何が違ってくるか比べてみましょう。
① の間取りを先行していく場合、窓の大きさ、位置なども一緒に打ち合わせを行っていきます。あとから庭を決めるので植栽を家の中からどう見たいかなどの要望に対応しづらくなります。例えば、
・キッチンから植栽を眺めたいのに窓が小さくて見えにくい・・・
・外からプライバシーを確保するため植栽を植えたら日当たりが悪くなった・・・
・車の駐車スペースを確保するため、理想の庭造りが出来なかった・・・
・庭の予算取りが後だったから、家に予算をかけすぎて外構工事が出来なかった・・・
などなど、正直後から庭の計画を行って良かったという事はなかなか無いのではないでしょうか。②の間取りと庭を一緒に考えれば上記のようなことは無かったでしょう。

実は『木創』は、20年の歴史をもつエクステリア専門施工会社『ル・アーンジュ』の建築専門として独立した部門。住まいにおける庭の大切さを誰よりも知る者として、家と庭とを一体につくりあげていけることは、当然のカタチ。木々に囲まれたアプローチやこもれびの揺れる縁側など、暮らしに潤いを与える情景は、建物と外構を合わせて設計することで格段に上質なものになることでしょう。
家と庭を別々ではなく、家と庭とが互いに引き立て合ういったいとなる家づくりをお勧めします。少しでも参考になっていますと嬉しいです。

外構の施工実例の一部を掲載していますので下記URLよりご覧ください。
https://mokusou-t.com/garden

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