木創

Blog日々のこと

2023.03.01

家の建て替えと住み替えのメリット・デメリットとは!?

家づくりには、土地を購入して家を建てる住み替えと同じ土地に建物を建て替えするパターンがあります。今回は、建て替えを行った場合と住み替え(土地購入して建築)にどのようなメリット・デメリットがあるかご案内します。

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まずは家を建て替える場合のメリット・デメリットを紹介します。
家の建て替えとは?
家の建て替えとは、これまで住んでいた家を解体して、新しい家を建てる事を言います。そのため、工事開始前から工事中は、アパートなど仮住居に暮らす必要があるのが最大の特徴です。また、住み替えと違い土地を買う必要が無いので土地費用がかからないのも大きなポイントです。

家を建て替える場合のメリット

土地探しや土地購入費用がかからない
家を建て替える場合、メリットして考えられるのは、「土地探しや土地購入費用がかからない」点です。これまで住んでいた家を解体して建て替えるわけですから、住み替えのように土地探しや土地購入費用が必要ないのは大きなメリットなのです。

慣れ親しんだ土地に住み続けられる
建て替えの場合、新しい家が建ったあとでも、住む土地はこれまでと同じです。そのため、慣れ親しんだ土地で暮らし続けることができるので、新しいご近所付き合いや買い物、通学・通勤などの日常生活も変わらず続けることができます。

今までの間取りなどの不満を解消できる
家を新しく建て替える建て替えでは、これまで不満に思ってきた間取りなども、新しい家の間取りを考える際に解消することができます。

家を建て替える場合のデメリット

建替え中はアパートなどへの仮住まいが必要
建て替え中は生活する家がなくなってしまうので、仮住まいとしてアパートやマンションに引っ越す必要があります。

引っ越しが2回必要
建て替えの場合、「仮住まいへの引っ越し」で1回と「仮住まいから新居への引っ越し」で合計2回の引っ越しが必要になります。2回の引っ越しは手間と費用もかかるので、建て替えのデメリットと言えます。

法改正で建てたい家が建てられない・建てられない場合も
建築基準法や都市計画法などの変更によって、今までと同じ家が建てられないケースや再建築できない場合もありますので事前に調査が必要になります。

解体工事や滅失登記に費用がかかる
建て替えの場合、解体工事や滅失登記に費用がかかります。

住み替えで建築(土地から購入)する場合のメリット・デメリット

住み替えで建築(土地から購入)とは?
住み替えとは、別の場所に土地を購入して、そこに新たに家を建てて引っ越すことです。今住んでいる土地・建物は、売却して新築用の資金に充てるケースが多いです。

住み替えで建築(土地から購入)する場合のメリット

アパートなどに仮住まいをする必要がない
家の住み替えであれば、建て替えの時のように引越し仮住まいを用意する必要がありません。

引っ越しは1回
住み替えでの建築の場合、古い家に住んで新築ができたら引っ越せば良いので、引っ越しが1回で済みます。

新築の費用に今住んでいる家・土地の売却費用を充てられる
住み替えでは、今住んでいる家・土地の売却費用を、新しい家の費用に充てることができるのもメリットです。

これからの生活スタイルにあった生活環境を選べる
住み替えは新しく住む場所を選ぶことができます。そのため、子どもの成長や今後のライフスタイルの変化に合わせて、土地を選びが出来ます。

住み替えで建築(土地から購入)する場合のデメリット

住宅ローンが残っている場合、一括返済する必要がある
家を住み替え(土地から購入)する場合、住宅ローンが残っている場合は一括返済する必要があります。一般的には家の売却資金で住宅ローンを一括返済することになりますが、思ったほど高く売却できず自己資金を一部使わないといけないケースもありますので事前のしっかりした資金計画が必要となります。

土地と家を売却する手間と時間が発生する
家の住み替えの場合、古い家を売却するために手間と時間が発生します。

土地と家の売却価格が思ったより低い場合や税金・手数料がかかる
物件の条件や景気などによって、不動産価格は上下しています。そのため、思ったよりも土地と家の売却価格が低い場合も考えられます。また、仲介手数料や売却時の税金などがかかってきます。

新しい環境に馴染む必要がある
住み替えの場合、これまで住んでいた土地とは環境が変化しますので、新しいご近所付き合いや通学・通勤路や環境に慣れる必要があります。

「建て替え」と「住み替え(土地から購入)」それぞれで家を建てる場合のメリット・デメリットについてご案内してきました。既にどちらか一方で家を建てることを決めている人は良いのですが、なかには「建て替え」か「住み替え」にするかどうか迷っている方も居られるのではないでしょうか?
もし迷われていましたら木創にご相談いただくことで、お客様のお家が建て替え可能かどうか判断したり、「建て替え」と「住み替え」お互いにどのようなメリット・デメリットがあるかをお客様にご提案させて頂いたりすることが可能です。ご検討の材料の一つにはなると思いますのでお気軽にお問い合わせください。

2023.01.27

冬の天敵!! 結露しにくい家とは!?【パート②】

前回のブログで結露する家とは、どのような家なのか?結露が私たちにどのような影響を与えるか書きましたので、今回はその結露を防ぐためにはどうしたら良いのか!について書かせて頂きます。※新築住宅の場合で記載します。サッシなどはペアガラス樹脂サッシなどを使用し高気密・高断熱住宅と言われている仕様。

結露を防ぐには、下記を防がなくてはいけません。
1. 湿度が高い
2. 通気性が悪く、換気性能が悪い
3. 住宅で使われている素材の変化

ではどうやって防げばよいのか!?
①湿度を抑えることが出来る住空間を作る!
湿度を調整してくれる素材選び
高気密・高断熱の性能はもちろんですが、室内の素材にも目を向けても良いでしょう。
床は無垢材、壁は漆喰などの塗り壁や和紙クロスなど湿度を調整してくれる素材を使う事もポイントです。また、木創の家はエアコン1台で全居室を快適な室温にしてくれるのでファンヒーターなどの補助暖房器具も必要ないので湿度があがりにくく結露しにくい空間となります。
どのような仕様なのかは下記ページをご覧ください。

性能について


②冬換気しても室温が下がりにくい換気を使う!
全熱交換式換気システムを採用する
第一種熱交換型セントラル換気システムを採用。第一種とは、給気と排気を機械で制御し、計画的な換気を可能にします。熱交換とは、冷暖房で快適な温度に保たれた室温を回収しながら空気を入れ替えます。外気に影響されないように80%~90%熱交換されています。冬でも快適な空間の中で換気が可能になります。高性能の住宅にふさわしい換気です。また、PM2.5や花粉・粉塵も除去してくれ人にも環境にも優しいエコロジーシステムです。
③結露が一番おこりやすいサッシに力を入れる!
トリプルガラス高性能樹脂サッシ
トリプルガラス高性能樹脂サッシを使用することにより窓からの熱損失を抑え、高い気密性で隙間をつくらず、夏涼しく・冬暖かく・結露の少ない空間をつくります。大開口サッシも安心して使って頂けるので間取り・外観の幅も広がります。

家づくり 構造 耐震等級

上記がすべでありませんが、効果はあります。結露を防ぐという事は、より快適に過ごせるという事です。冬だけでなく夏の暮らしにも効果が表れます。1年中快適に過ごせるということです。このように生活が出来る家もあるという事を知って頂き、参考にして頂けると再幸いです。今後もお役に立つ情報をお伝えしていきます。

2023.01.26

冬の天敵!! 結露しにくい家とは!?【パート①】

「新築住宅では結露しない」と思われている方も多いですが、実は結露しない家は存在せず「新築住宅でも結露します」が正解です。
では、結露しにくい家を作るにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は新築でも結露してしまうの?といった疑問や、結露を減らす対策についてご案内します。少しでも家づくりの参考になりますと幸いです。

そもそも結露すると何がいけないのか??
結露の問題点はカビの発生!!
せっかく新築住宅を建てても結露が多いと、カビが少なからず発生します。
通気性があまり良くない押入れやクローゼットなどは特にカビが生えやすいので、扉を開けてこまめに換気をすることが大切。
カビは人間の体にも影響を与えます!カビが発生するとカビの胞子が家の中を飛び、人体に入りアレルギーを引き起こすなど深刻な問題に発展する場合がありますので見過ごすことはできません。

結露が発生する条件とは!?
結露は、外の温度と室内の温度との差が大きいほど発生しやすくなります。
例えば、屋外気温は3℃、室内は暖房器具で暖められて室温23℃だった場合、温度差が大きいため結露が発生します。温度差が結露の原因ですので、新築でも古い住宅でも結露が発生するというわけです。その他にも、大きく分けて3つの原因があります。
1. 湿度が高い
室内の湿度が高いと結露しやすくなります。
室内干しをされる方や加湿器をつけているご家庭は湿度が高くなりやすいので、こまめな換気も忘れずに行いましょう。また、暖房でファンヒーターを使う場合も湿度が高くなり結露が起こりやすくなります。どのような暖房を使うかで大きく変わってきます。

2. 通気性が悪く、換気性能が悪い
近年の新築住宅は高気密高断熱仕様になっているので、気密性が高く悪く言うと通気性が悪いという事になります。そのため、今の住宅は24時間換気が設置されています。しかし、冬は冷たい外気が入ってくるので24時間換気の給気口を閉じ、電源をオフにする方も多く、通気性がさらに悪くなり換気性能が落ちます。換気が重要だと分かっていますが、なかなか窓を開けて換気できないですよね。寒い冬にどうやって換気するかがポイントになります!

3. 住宅で使われている素材の変化
昔の家は、柱が剥き出しで床は無垢材、壁は塗り壁と調湿する力を持った素材を使っていました。しかし、今の住宅では壁はビニールクロス、床は合板フローリングなど調湿作用のない素材を多く使っています。家自体の性能は上がっていますが、素材の部分では結露がおこりやすい仕様になっています。

家づくり 構造 耐震等級

このような理由があり新築であり、高気密・高断熱住宅であっても『結露はおこらない!
』とは言えないのです。家の性能も高気密・高断熱というだけでは快適な暮らしが出来るか分かりません。結露は人間の体にも影響を及ぼすので注意が必要となります。
次回のブログでは、では結露を防ぐためにはどうしたらよいのか!?をお伝えします!
最後まで、ご拝読ありがとうございます。

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