木創

Blog日々のこと

2022.10.03

岡山・倉敷で高気密・高断熱・高耐久な家が必要と思う理由【パート②】

こんにちは。木創です。いつも拝読ありがとうございます。今回は、岡山・倉敷で高気密・高断熱・高耐久【高性能住宅】が必要と思う理由の2回目を記載させて頂きます。※あくまで当社の考える内容です。

この記事を書こうと思った理由を2回目から読まれる方のためにもう一度ご説明します。それは、お客様から『気候の良い岡山でも高気密・高断熱・高耐久な仕様でなければ快適に安心して暮らせないのですか?』という質問を頂いたからです。

3.開放的で明るい空間づくりに高気密・高断熱が必要!?
たくさんの間取りを設計してきましたが、お客様の多くは明るくて開放的な空間でくつろぎたいというご意見が多いです。しかし、開放的・明るくすればするほど高気密・高断熱・高耐久な性能が必要になってきます。それはなぜか!?

まずは、開放的で明るい空間とは!?
・吹き抜けなど1階と2階を繋ぐ空間づくり
吹き抜けを設けることで天井高が高くなり解放的な空間づくりが出来ます。また、吹き抜け上部(2階部分)からの日光も取り入れることが出来るので明るい空間づくりが可能となります。また、空間が繋がっているため家族の気配を感じることが出来るので家族と繋がった空間づくりも可能です。
・大きな窓を設けること
窓を大きく設けることで、日光の明るさを最大限生かすことが出来ます。また、庭との繋がりも大きな窓を設けることで視覚的な解放感も得ることが出来ます。
・間仕切り(壁)を少なくして圧迫感をとること
家の中の間仕切り(壁)を減らすことで広い部屋(空間)を作ることが出来るので開放的な間取りを制作することが出来ます。

上記のポイントが開放的で明るい空間づくりに必要なことですが、これは『開放的で明るく』を考えただけで快適に暮らせるかは考えていません。実はこのポイントだけを実行すると開放的な空間で生活することは出来ますが、快適には暮らせません。

なぜそれだと快適に暮らせないの!?
・吹き抜けは冷暖房効率が悪い!?
吹き抜けを設けると特に冬場は暖房効率が落ちます。暖かい空気は上昇しますので2階は暖かいですが1階は寒いのです。
・窓が大きいと熱が出入りしやすい!?
窓が大きいと外気との接地面も大きくなるので夏は暑い熱が冬は寒気が伝わりやすい為、冷暖房効率が悪くなります。
・壁を減らすと耐震強度が弱くなる!?
壁の量を減らすという事は、柱や室内の耐力壁も少なるという事です。そのため壁を減らしすぎると耐震強度が弱くなる可能性があります。

上記の通り、開放的で明るい空間づくりを行うためには解決しなければならない課題があります。それは『冬暖かく・夏涼しく暮らせる快適性』と『家の強さ・耐震性能』が必要となってきます。これが揃えば開放的で快適な空間で暮らして頂くことが出来ます。

〇では、何が必要なのか!?
これを叶えるためには設計や素材だけでなく家自身の性能が必要になります。
高気密・高断熱・高耐久【高性能住】であればこの悩みを解決してくれて開放的・快適に生活して頂けます。もし今、間取りを制作中の方で吹き抜けや開放的な空間づくりをご検討されていましたら間取りだけでなく『快適に暮らせるか!?』という性能の部分も合わせてご検討されると良い家づくりが行えると思います。私たちも色々研究してそのようなご要望に対応できる性能・仕様を準備しています。参考にぜひ見て頂けると嬉しいです。
木創の性能を詳しく知りたい方はこちらから⇓
https://mokusou-t.com/spec

4.家の健康寿命をご存じですか!?
日本の家の寿命は海外から比べるととても短く30年~40年と言われています。今から何年建てた家で生活するか考えてみると、これから50年~60年もっと・・住むことになるでしょう。一般的住宅だと30年後には建て替えかリフォームするか住宅ローンの支払い中に部分リフォームを行うケースが多いと思います。例えば、住宅ローンが終わった年齢が60~65歳くらいの時に建替え・大規模リフォームをする力があるでしょうか?お子様が同居する場合は、費用面でも協力し現実的だと思いますがそれが無ければ、なかなか難しいと思います。おそらく部分的なリフォームまたは、まぁいいかな!になってしまうケースが多いかと思います。私たちの時代は年金だけでは生活できないと言われています。その中で大きなお金を住宅にかけられる方は多くは無いと思います。だからこそ今の時代、高耐久な家が必要になってくると思います。

だからこそ、木創は二世代暮らせる高耐久な家をご提案しています。
木創が考える高耐久な家の条件とは!?
・日当たり、風通しの良い間取り(パッシブデザイン)
・結露、カビの発生が少ない(空気環境)
・調湿性能がある(素材)
・家族と家を守る性能(高気密・高断熱)
・許容応力度計算による耐震等級3(ウォールスタットの活用)
・災害に強い(高耐震性能)
・メンテナンス対応能力(グリッドポスト・大工の腕)
上記を実施・施工することで安心して長く住める家をご提案しています。

このように家はデザインもとても重要ですが、先の事も考える必要があります。一生に一度の家だからこそゆっくり家族でお話をしながら家づくりを進めて頂けると嬉しいです。この情報はその役に立ちますと幸いです。最後までご拝読ありがとうございます。

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